.Garbon Service

.Garbonは「燃やさずに炭化させる」
次世代技術を使って、
さまざまなサービスを展開。

廃棄物の炭化/
炭化炉インフラ構築

.Garbonは、プラスチックや衣類破材などの
廃棄物を独自の炭化炉で炭化させることで、
原料の20%を炭化物に変え、アップサイクル
素材に応用する「Next Cycle Brand」です。
この技術を活用し、全国の企業様・廃棄物業者
様の廃棄物炭化を代行すると共に、
炭化炉の設置などのインフラ構築も推進。
これまで多くの企業が悩んでいた
廃棄物問題への大きな突破口となります。

炭化について

“燃やす時代”から、
“素材として活かす時代”へ。

炭化とは、廃棄物を高温で熱処理し、
黒い粉(炭化物パウダー)に変える技術。
この工程で廃棄物の体積は
1/5に減容され、
しかも「有価物」として再利用が可能に。
さらに.Garbonでは、
炭化時に生じる80%のガスを
発電に再利用するなど、
CO2発生の抑制も行います。

炭化物の特長

  • 体積が元の1/5に減容され、
    圧倒的な軽量化を実現。
  • 抗菌・消臭・吸着性があり、
    素材の機能性向上に貢献。
  • 少量の添加で高性能素材に
    生まれ変わり、
    資源節約&高機能を同時に実現。
  • 人工皮革・塗料・左官材・タイル・
    その他建材・肥料などに応用可能。
  • 企業様それぞれのサスティナビリティ
    ストーリーに活かすことで、
    ブランド価値の向上にも寄与。
廃棄物炭化サービス
全国の企業様・廃棄物業者様の廃棄物炭化を代行。ポリエチレン、フェノール、エポキシ、塩化ビニール、ナイロン、EPOMなど、さまざまな資源ごみを独自技術で炭化します。炭素の研究・開発・製造などを事業領域とする(株)大木工藝との独占契約によって開発された「.Garbon炭化炉」によって廃棄物を炭化し、炭化物を抽出します。
炭化炉インフラ構築
サービス
各企業様の廃棄物を炭化するための独自炭化炉の設置や、廃棄物炭化の分散型供給網を構築します。将来的には、カーボンクレジット創出を目指すサーキュラーエコシステムのインフラ創出を目指していきます。

炭化物配合
アップサイクル
素材開発サービス

環境にいいだけじゃない。
炭化によって生まれた炭化物は、
消臭・抗菌・熱伝導・遠赤外線など
優れた機能が充実。
.Garbonは炭化物の応用によって、
新たな高機能マテリアルへと
アップサイクルを行い、
“未来の素材”として
社会への普及を目指します。

.Garbon
Synthetic
Leather特許出願中

廃棄物から生まれたアップサイクル
人工レザー(炭化物配合人工皮革)
100%リサイクル可能な、
サステナビリティ性の高い素材です。
動物由来の皮革に比べて圧倒的に軽く、手入れも簡単です。
質感や模様も自由にアレンジでき、
10年耐久テストもクリア。
消臭・抗菌など、炭素配合ならではの高い機能性が特長です。

。さまざまな機能性能

  • 10年耐久
  • 摩擦色落ちテストクリア
  • 剥離強度
  • 伸び率、引っ張り強度
  • 屈曲試験10万回クリア
  • 引き裂き強度
  • 撥水性
  • 軽量性
  • 消臭性
  • 抗菌性
  • 遠赤外線
    温熱効果
  • 制静電性
  • 調湿性
  • 抗菌防臭加工

オーダー方法について

TYPE 1 :

自社専用素材として
セミオーダー
(オリジナル人工レザーの開発)
炭化実験 > 継続炭化 > 素材化 > ご納品(3.5ヶ月)
◎さらに、企業様それぞれの
サスティナビリティ
ストーリーの
構築にも
伴走します。

TYPE 2 :

.Garbon共通素材の
卸仕入れ
(汎用素材のご購入)
メーター単位での発注 > ご納品(1週間〜1ヶ月)

.002.FAQ

炭化は、焼却に比べてCO2排出量を約30〜50%削減(廃棄物の種類により変動)でき、さらに生成される炭化物は有価物として再活用が可能です。これまで、分別や再生処理が難しかった廃棄物を、黒色による汎用性、消臭・抗菌・遠赤外線・吸着効果などの機能性や各社の資源循環ストーリーなどの情緒性を持つ高付加価値素材へと生まれ変わらせます。これにより、廃棄量及び廃棄費用の削減、資源循環の実現、既存素材の代替や新規事業による売上創出、環境配慮・サステナビリティPRやIR効果の向上が同時に可能となります。

出口商品の種類や販売条件によっては、廃棄費用の削減が可能です。炭化後に生成される炭化物を有価物として販売・活用できれば、廃棄物処理費用の一部または全額を相殺できます。ただし、削減効果は入口の廃棄物の種類や量、出口商品の販売価格によって変動しますので、炭化PoCで試算をご提案します。

無機物以外の廃棄物(プラスチックを含む有機物)であれば、基本的に炭化可能です。分別が難しい廃棄物にも対応できます。

炭化実績例:ポリエステル(PET)、ポリウレタン(PU)、ナイロン、レーヨン、フェノール樹脂、本革、コットン、紙、下水汚泥、植物など。

※PE、PP、PSは通常炭化不可ですが、前処理や混合により対応可能な場合があります。
※塩ビ系は中和工程が必要なため、コストや工程が増加します。

炭化物は多孔質構造を持ち、消臭、抗菌、遠赤外線放射、吸着(有害ガス・不純物の吸着)などの機能を発揮します。さらにこの構造により、添加剤(消臭・抗菌など)の効果も高まります。
また、カーボンブラック用途(黒色顔料・補強材)も研究開発しています。

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