.Gabとオカムラ、廃棄物由来のレザーを活用した製品開発を開始

.Gabとオカムラ、廃棄物由来のレザーを活用した製品開発を開始

株式会社Gabは、株式会社オカムラと連携し、廃棄物由来の炭を配合した合成皮革「.Garbon Synthetic Leather(ガーボンシンセティックレザー)」を活用したオフィス家具の製品化に取り組んでいます。

このたび、オカムラのシーティング「Emino(エミーノ)」の張地に同素材を使用した椅子のプロトタイプを制作しました。

.Gabが展開する新循環ソリューション「.Garbon」は、従来リサイクルが難しかった廃棄物を炭化し、生成した炭を合成皮革やインク、建材などの素材へと再資源化する取り組みです。

本プロジェクトでは、.Gab、大木工藝、共和ライフテクノ、オカムラの4社が連携。大木工藝の炭化技術によって廃棄物を炭化物へと変換し、共和ライフテクノの素材加工技術を通じて合成皮革に配合。さらに、オカムラの製品開発力を掛け合わせることで、オフィス家具としての品質や耐久性、デザイン性を備えた製品への展開を進めています。

今回のプロトタイプは、これまで廃棄されていたものを新たな素材として活用し、日常的に使われる家具へとつなぐ資源循環の可能性を示すものです。単なる環境配慮型素材への置き換えにとどまらず、廃棄物の再資源化から製品開発までを一体的に進める、新たなものづくりの実現を目指しています。

▼ 関連プレスリリースはこちら

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000063921.html

.002.FAQ

炭化は、焼却に比べてCO2排出量を約30〜50%削減(廃棄物の種類により変動)でき、さらに生成される炭化物は有価物として再活用が可能です。これまで、分別や再生処理が難しかった廃棄物を、黒色による汎用性、消臭・抗菌・遠赤外線・吸着効果などの機能性や各社の資源循環ストーリーなどの情緒性を持つ高付加価値素材へと生まれ変わらせます。これにより、廃棄量及び廃棄費用の削減、資源循環の実現、既存素材の代替や新規事業による売上創出、環境配慮・サステナビリティPRやIR効果の向上が同時に可能となります。

出口商品の種類や販売条件によっては、廃棄費用の削減が可能です。炭化後に生成される炭化物を有価物として販売・活用できれば、廃棄物処理費用の一部または全額を相殺できます。ただし、削減効果は入口の廃棄物の種類や量、出口商品の販売価格によって変動しますので、炭化PoCで試算をご提案します。

無機物以外の廃棄物(プラスチックを含む有機物)であれば、基本的に炭化可能です。分別が難しい廃棄物にも対応できます。

炭化実績例:ポリエステル(PET)、ポリウレタン(PU)、ナイロン、レーヨン、フェノール樹脂、本革、コットン、紙、下水汚泥、植物など。

※PE、PP、PSは通常炭化不可ですが、前処理や混合により対応可能な場合があります。
※塩ビ系は中和工程が必要なため、コストや工程が増加します。

炭化物は多孔質構造を持ち、消臭、抗菌、遠赤外線放射、吸着(有害ガス・不純物の吸着)などの機能を発揮します。さらにこの構造により、添加剤(消臭・抗菌など)の効果も高まります。
また、カーボンブラック用途(黒色顔料・補強材)も研究開発しています。

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