TOYOTA UPCYCLE PROJECT × .Garbon 「端材の端材」を炭化し、商品へ。「循環をあきらめないものづくり」を本格始動

TOYOTA UPCYCLE PROJECT × .Garbon 「端材の端材」を炭化し、商品へ。「循環をあきらめないものづくり」を本格始動

株式会社Gabは、トヨタ自動車株式会社が推進する「TOYOTA UPCYCLE PROJECT」において、新循環ソリューション「.Garbon(ガーボン)」を活用し、廃棄物の再資源化と新たな商品開発を本格始動しました。

企業の2025年9月にTOYOTA UPCYCLE PROJECTとの実証実験の開始を発表し、その後、車用シート素材の炭化によって炭粉末を生成しました。現在は、生成した炭を人工皮革などの素材へとつなぎ、生活者に必要とされる商品の企画・開発を進めています。

本取り組みでは、既存のアップサイクルでは活用しきれない素材や、商品製造の過程で生まれる「端材の端材」、さらには商品が役割を終えた後の循環までを見据え、資源を繰り返し活用できる仕組みづくりを目指します。

TOYOTA UPCYCLE PROJECTは、クルマづくりの工程などで生まれる「モッタイナイ素材」に、ものづくりの技術やパートナーとの共創によって新たな価値を生み出す取り組みです。

一方で、アップサイクルを進める中で、次のような「更なる循環の壁」に直面してきました。

  • 既存のアップサイクルでは活用しきれない端材
  • 商品の裁断・加工によって新たに発生する「端材の端材」
  • 商品が生活者の手に渡り、役割を終えた後の循環

.Garbonは、この壁を乗り越えるため、活用しきれない端材や「端材の端材」を炭化し、新たな素材や生活者に必要とされる商品へつなげる役割を担います。

詳細は、プレスリリースをご覧ください。

.002.FAQ

炭化は、焼却に比べてCO2排出量を約30〜50%削減(廃棄物の種類により変動)でき、さらに生成される炭化物は有価物として再活用が可能です。これまで、分別や再生処理が難しかった廃棄物を、黒色による汎用性、消臭・抗菌・遠赤外線・吸着効果などの機能性や各社の資源循環ストーリーなどの情緒性を持つ高付加価値素材へと生まれ変わらせます。これにより、廃棄量及び廃棄費用の削減、資源循環の実現、既存素材の代替や新規事業による売上創出、環境配慮・サステナビリティPRやIR効果の向上が同時に可能となります。

出口商品の種類や販売条件によっては、廃棄費用の削減が可能です。炭化後に生成される炭化物を有価物として販売・活用できれば、廃棄物処理費用の一部または全額を相殺できます。ただし、削減効果は入口の廃棄物の種類や量、出口商品の販売価格によって変動しますので、炭化PoCで試算をご提案します。

無機物以外の廃棄物(プラスチックを含む有機物)であれば、基本的に炭化可能です。分別が難しい廃棄物にも対応できます。

炭化実績例:ポリエステル(PET)、ポリウレタン(PU)、ナイロン、レーヨン、フェノール樹脂、本革、コットン、紙、下水汚泥、植物など。

※PE、PP、PSは通常炭化不可ですが、前処理や混合により対応可能な場合があります。
※塩ビ系は中和工程が必要なため、コストや工程が増加します。

炭化物は多孔質構造を持ち、消臭、抗菌、遠赤外線放射、吸着(有害ガス・不純物の吸着)などの機能を発揮します。さらにこの構造により、添加剤(消臭・抗菌など)の効果も高まります。
また、カーボンブラック用途(黒色顔料・補強材)も研究開発しています。

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