品川ソーシャルイノベーション
アクセラレーターに
採択されました

品川ソーシャル
イノベーション
アクセラレーターに
採択されました

概要

株式会社Gab(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山内萌斗)は、
「品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター2025」 に採択されました。

本プログラムは、東京都品川区が主催し、
社会課題の解決や新たな価値創出に挑戦するスタートアップを支援する取り組みです。
採択企業は、専門家による伴走支援やネットワークの提供を通じて、
社会実装に向けた事業の加速化を目指します。

採択の背景と意義

株式会社Gabは、廃棄物を炭化技術によって高付加価値素材へと変換する
新循環ソリューション 「.Garbon」 を展開しています。
本事業は、廃棄ゼロ社会やカーボンニュートラルの実現に向けた
「第4の解決策」として位置付けられており、
品川区が掲げる「ソーシャルイノベーションによる持続可能な都市づくり」と強い親和性を持っています。
今回の採択を通じ、行政・企業・地域コミュニティと連携しながら、
資源循環の社会実装をさらに推進してまいります。

今後の展望

今後は、アクセラレーションプログラムを通じて事業モデルのブラッシュアップを行い、
都市部における廃棄物処理課題への実証を進めていきます。
また、品川区をはじめとする自治体や企業との協働を強化し、
循環型社会の実現を加速させてまいります。

関連リンク

.Garbonについて:https://www.garbon.tech株式会社Gabについて:https://www.gab.tokyo

.002.FAQ

炭化は、焼却に比べてCO2排出量を約30〜50%削減(廃棄物の種類により変動)でき、さらに生成される炭化物は有価物として再活用が可能です。これまで、分別や再生処理が難しかった廃棄物を、黒色による汎用性、消臭・抗菌・遠赤外線・吸着効果などの機能性や各社の資源循環ストーリーなどの情緒性を持つ高付加価値素材へと生まれ変わらせます。これにより、廃棄量及び廃棄費用の削減、資源循環の実現、既存素材の代替や新規事業による売上創出、環境配慮・サステナビリティPRやIR効果の向上が同時に可能となります。

出口商品の種類や販売条件によっては、廃棄費用の削減が可能です。炭化後に生成される炭化物を有価物として販売・活用できれば、廃棄物処理費用の一部または全額を相殺できます。ただし、削減効果は入口の廃棄物の種類や量、出口商品の販売価格によって変動しますので、炭化PoCで試算をご提案します。

無機物以外の廃棄物(プラスチックを含む有機物)であれば、基本的に炭化可能です。分別が難しい廃棄物にも対応できます。

炭化実績例:ポリエステル(PET)、ポリウレタン(PU)、ナイロン、レーヨン、フェノール樹脂、本革、コットン、紙、下水汚泥、植物など。

※PE、PP、PSは通常炭化不可ですが、前処理や混合により対応可能な場合があります。
※塩ビ系は中和工程が必要なため、コストや工程が増加します。

炭化物は多孔質構造を持ち、消臭、抗菌、遠赤外線放射、吸着(有害ガス・不純物の吸着)などの機能を発揮します。さらにこの構造により、添加剤(消臭・抗菌など)の効果も高まります。
また、カーボンブラック用途(黒色顔料・補強材)も研究開発しています。

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