Aichi Co-Creation Startup Program 2025に採択

炭化は、焼却に比べてCO2排出量を約30〜50%削減(廃棄物の種類により変動)でき、さらに生成される炭化物は有価物として再活用が可能です。これまで、分別や再生処理が難しかった廃棄物を、黒色による汎用性、消臭・抗菌・遠赤外線・吸着効果などの機能性や各社の資源循環ストーリーなどの情緒性を持つ高付加価値素材へと生まれ変わらせます。これにより、廃棄量及び廃棄費用の削減、資源循環の実現、既存素材の代替や新規事業による売上創出、環境配慮・サステナビリティPRやIR効果の向上が同時に可能となります。
出口商品の種類や販売条件によっては、廃棄費用の削減が可能です。炭化後に生成される炭化物を有価物として販売・活用できれば、廃棄物処理費用の一部または全額を相殺できます。ただし、削減効果は入口の廃棄物の種類や量、出口商品の販売価格によって変動しますので、炭化PoCで試算をご提案します。
無機物以外の廃棄物(プラスチックを含む有機物)であれば、基本的に炭化可能です。分別が難しい廃棄物にも対応できます。
炭化実績例:ポリエステル(PET)、ポリウレタン(PU)、ナイロン、レーヨン、フェノール樹脂、本革、コットン、紙、下水汚泥、植物など。
※PE、PP、PSは通常炭化不可ですが、前処理や混合により対応可能な場合があります。
※塩ビ系は中和工程が必要なため、コストや工程が増加します。
炭化物は多孔質構造を持ち、消臭、抗菌、遠赤外線放射、吸着(有害ガス・不純物の吸着)などの機能を発揮します。さらにこの構造により、添加剤(消臭・抗菌など)の効果も高まります。
また、カーボンブラック用途(黒色顔料・補強材)も研究開発しています。